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【アート】寺田倉庫社長:中野善壽のアーティスティックな人物像・人生に迫る

目次

 

1:アートとは

 

「アート」とは。

 

多くの人はその問いに明確には答えることはできないだろう。

学生時代、美術に没頭していた私もこの問いに対して明確な答えは、”ない”。

 

美術評論家の倉林靖さんはインタビューでこう語っている。

アートの入り方としては、「わかる」「わからない」という感想の抱きかたではなくて、どちらかといえばもっと抽象的に「かっこいい」とか「おもしろい」とか、そんな感じでいいんです。面白いな、なんだろうと、思ったあとは、自分で探ってみる。探求する。

理解できる、できない、という捉え方をするのではなくて、感性にゆだねてしまう。それでいいんです。

tabica.jp

 

そう、アートの評論家でも明確な答えはないし、そんなものはなくても良い。

 

そんなアートを愛する大富豪や貴族は世界中に存在する。

 

なぜ”得体の知れない絵画”や”造形物”を愛するのかは疑問だし、なぜそんな物に”数億円”もの名がつくのかは疑問だし。ただ、アートにはそんな価値をつけるべき”何か”があることは間違いない。

 

つい先日、こんなニュースが世界中を騒がせた。

 

www.cnn.co.jp

 

1億5千万円で落札された作品を作者のバンクシーが額縁の下に仕込んだシュレッダーで裁断してしまったのだ。彼はピカソの言葉を引用して、こう言った。

 

「破壊衝動は創造衝動でもある」

 

と。

 

そう、よく分からないがその行為自体もアートだったのかも知れない。私はそう感じている。

 

前置きが長くなったけれど、日本にもそんな”アート”な人生を送る社長がいる。

それが、寺田倉庫 中野 善壽社長

 

2:寺田倉庫社長 中野善壽 ってどんな人?

「この人、本当に実在しているのか?」と口を揃えるのは入社した新入社員たち。

それほど会社に来ることは珍しく、その生態は謎めいているという。

 

それもそう、基本的には台湾に住んでおり(在住27年)、週に2回のみ日本に飛行機で戻り、本社に出社するからだ。出社しても”ブラブラ”しているそう。。。

 

また、メディアの取材もほとんど受け付けないため、私たち世間の人間は知る機会もみる機会もないのは頷ける。

 

そんな中野社長は「ミニマリスト」で、世界中のアーティストから「アートパトロンモンブラン国際文化賞を受賞)」と呼ばれ、有名建築家”隈研吾”には「経営センスがあり、ドリーマー。リアリスト。」とまで言わしめるほど、とにかく”意味不明”な人物。

 

【プロフィール】

・生年月日:1944年(74歳)

・身長:181cm

・学歴:千葉商科大学 卒業(野球部)

・経歴:大学卒業後、伊勢丹に就職。

    その後、鈴屋に転職しバイヤーとして活躍、専務を務める。

    鈴屋が破綻(1997年)後は、台湾で経営手腕を発揮。

    そして2010年、それまでは顧問を勤めていた寺田倉庫へ入社。

 

なんとも面白い経歴。中野社長のアーティスティックな側面は他にもある。

椅子のない机で立って仕事をしていたり、家や車を持たないそう。お金に関しても執着心がなく、ほとんど寄付してしまうという。

 

ミニマリストには常々憧れはあるものの、なかなかここまでは。。。

と思ってしまう。

 

3:寺田倉庫ってどんな会社? 

設立は1950年、当初は米の保管事業を行なっていたそうだ。それ以降も長年政府の米を預かる”普通の倉庫事業”を行なっていたという。

 

そんな寺田倉庫が中野社長の就任以来、1000人以上在籍していた社員数を100人程度まで”断捨離”し、”現代アート作品を保管する事業”へシフトした。現在は世界中のアート作品やワインの保管、貸しトランクルーム事業を行なっているという。

 

この断捨離文化は現在でも健在で、社長の口癖は「5年で辞めろ」で、1年で”3割”の社員が辞めるという。しかし、そんな会社にも世間でいう”お局”は存在する模様。尚更不思議な企業だが、そんな不思議さも魅力的、”アート”だなと感じるのは私だけかもしれない。

 

知れば知るほどにアートを愛する(にわか)私は入社したいが、新卒採用、既卒採用はなく都度採用らしい。特に年齢にもこだらないというから、どういう人材が入れるのかも分からない。

 

こんなアートな企業に入れれば、人間としても成長することができそう。

感性が磨かれるし、”和製・Amazonといったところだろうか。

 

4:まとめ

老舗企業という殻を被っていながらも、中身は現代的で自由な社風

で、本当に面白い会社。

 

こんな会社で働けたらさぞかし感性が刺激されて、人間としても成長できそうな気がする。”環境が人を作る”と言われるが、数十年という長い間を過ごす会社という環境は私たちの人間性の形成に大きく影響と思う。

 

様々な面で満たされてきている日本で、チームラボなどのメディアアートをはじめとしてアートへの注目が目立つようになってきた。そんなアートを大切に後世に残してくれる”寺田倉庫”の今後の躍進に期待したい。

 

www.terrada.co.jp