「休職中だけど、転職活動で面接前に伝えるべきかな...」
「休職がバレると選考で落とされるのかな」
「転職で不利にならない、うまい休職理由ってあるのかな...」
休職中のあなたは今、こんな悩みを抱えていませんか。
本記事ではこれらのお悩みを解決します。
こんにちは、元金融ビシミツです。
私は大手金融機関を休職し、 転職活動を行った末に大手IT企業へ転職を果たしました。
現在はやりがいを感じ、上司に恵まれ、日曜夜の憂鬱なんて前々前世であったかのような日々を過ごしています。
そんな私も、休職中はこんな悩み、抱えていました。
「休職中であること、どのタイミングで話そう」
「何次面接で選考企業に伝えればいいんだろ」
「内定しちゃったけど、 休職していることを伝えたら内定取り消しになるのかな...」
このあたりについては、 ネットで様々な情報が転がっていますよね。
私も休職中に不安で不安で仕方なくて、 毎日ネットサーフィンをしてGoogle先生に必死で質問していました。
でも結局、どこも書いてあることは形式上のもので、実際に休職をした人の実体験に基づいた情報って全くないんです。
結局、元メーカービシミツ(共同運営者) と就活の時と同様に手探りで転職活動を行っていたのですが、無知すぎて本当に苦しかったのを今でも覚えています。
なので、今回の記事では僕の”休職中の転職活動” の実体験に基づいて『休職中での上手な転職活動のやり方』について解説していきたいと思います。
今、 休職をされている方の不安や苦労が少しでも和らげば幸いです。
この記事を読むメリット
・休職は転職活動中、選考中の企業に伝えるべきかが分かる
・休職を選考企業に伝えるタイミングが分かる
・うまい (落とされにくい) 休職理由を知ることができる
・内定後、休職を打ち明けた場合内定を取り消されるのかが分かる
休職中、選考中の企業に休職の事実は伝えるべきか
さて、前置きが長くなりましたが、「 転職活動で選考中企業に休職は伝えるべき? 」について。
結論から申し上げると、
適切なタイミングで正直に伝え、 それで落とすような企業には行く必要はない
です。
適切なタイミングとは
私は休職中に転職活動を行い、最終的に大手企業を含めた3社から内定を頂きました。
そんな私が”休職中の人間です”と企業側に伝えたタイミングは、
最終面接の終盤
です。
なぜなら、最高権限者に
”休職しているが、うちの会社で復帰すれば使える、会社に貢献してくれる人材だ”
と思わせるのが手っ取り早く、落とされるリスクが低いからです。
転職活動の基本的な選考フローは以下です。
書類選考については、他の記事で詳細に綴りますが、休職である事実は書かなくても大丈夫なのでパスできます。
1〜3次の面接担当者は、面接後に上の責任者に対して選考通過に値する候補者であったというエビデンスを提示しなくてはいけない中で、もしも休職であることを伝えてしまうと、どんなに肌感がよく実績があって職歴も抜群であっても、なかなか推薦をしにくい。
さらに上長の視点で言うと、
書面(高評価)
+
前段階の面接担当者からのフィードバック(高評価)
+
休職(最低評価or懸念要素)
という選考素材を与えられると、どうしても
「う〜〜〜〜〜ん。。。良い人材だが休職がねえ。。。」
となる。それなら、休職の事実は伝えずに最終面接まで通過し、最高権限者を唸らせるパフォーマンスを発揮することで、
「休職はしているが、復帰すればうちに貢献してくれそうだ」
と思わせるのがベターだと考えていました。社長を納得させれば誰も文句なんて言いません。休職の理由はしっかりと練っていく必要がありますが。
実際、私も選考中は休職の事実は伝えず最終面接まで通過した上で、
「実は、私は休職しています。理由は〜です。」
と申し伝えました。しかし、落とされませんでした。
これは事前に休職理由と今後のキャリアビジョン、そして志望動機を熟考し、用意していたからです。
落とされにくい休職理由
私の場合、下記2つを理由にしていました。
- 母方の両親、そして叔父の認知症介護
- 現職は内勤のため転職活動をする時間がない
つまり、自分自身がうつ病となったことは伝えていません。
バレようがないからです。
自分のなりたい姿、キャリアパスをしっかり明示し、そのための転職活動時間の確保と家族のサポート時間の確保という2つの理由で説明をしていました。
もちろんこれは本当の話であり、嘘はついていません。実際はうつ病も3つ目の理由にはありますが、2つの理由のみ説明している、というだけです。
落ちにくい理由としては、結局以下にまとまると思います。
- 介護:親、祖父母の介護
- 転職活動時間がない:勤務環境が内勤の方向け
しかし、休職する方は真面目で正直な方が多い傾向にあると思うので、嘘がつけない方もいらっしゃるのが事実だと思います。
その時は、正直に伝えるのが良いと思います。
”休職という事実はありますが、必ず貴社に貢献します”
この意志を強く意思表示することが大切だと思います。それで落とされたなら、そんな企業、いく価値ないと考えて良いでしょう。
背景を知らずに”休職”の2文字で落とす会社、行かなくてもいいです。
次に進みましょう!
辛ければ、僕たちのコミュニティに参加してください!仲間があったかく受け入れますから。
内定後、休職中の事実を伝えたら内定は取り消されるか
内定後にエージェントを通じて休職の事実を伝えた企業も数社あります。
結果から言うと、1社も落とされませんでした。
内定できる人材を”休職”で落とすなんて、滅多にないですよ。
安心してください。エージェント経由で伝えれば、エージェントがなんとか頑張ってくれます。心を強く持ちましょう。
落とされたら、その程度の会社ということです。見る目がない。
休職している人は優しく、真面目で勤勉な優秀な方が多いので、適した環境であれば絶対に花開く人材だと思うんです。それを理解していない会社は廃れていくでしょう。
まとめ
- 休職の事実は伝えるべきか?
タイミングによるが、正直に伝えて落とされた場合、
そんな企業にはいく価値がない。行けたとしても、良いことはない。
- 落ちにくい休職理由
介護系、転職活動時間がない系 など
- 休職の事実を伝えるベストタイミング
最終面接
- 内定後、休職を伝えると内定取り消しになるか?
ならない。なったとしたら、上記ど同様、いく価値がない会社。
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会社に殺される若者が生まれる社会であってはならないと、本気で考えています。
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